「錦繍」を読んでみた

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前回の「泥の河・蛍河」につづいて読んでみました、「錦繍」。
あいも変わらず、宮本輝氏の文体は美しくて読みやすいです。

錦繍は、書簡体形式で書かれている小説でした。書簡体とは手紙のことで、互いに送りつけた手紙の内容をそのまま交互に載せている感じです。
内容は、蔵王のダリア園から、ドッコ沼へ登るゴンドラで偶然、離婚した主人に会うことから始まる。偶発とはいえ丁度その場所に居合わせた奇跡的な出会いと、元夫の只ならぬ代わり具合に元妻は気になる気持ちを抑えることが出来ず筆をとり手紙を書くことから物語ははじまる。
最初は、互いにところどころ罵倒することも出てくるが手紙を交わす回数が増えるにつれ、お互いの近況、隠された真実、本当の気持ちが明らかになっていき最後は互いに尊重しあうような結末になっていました。

錦繍を拝読して気づいたこと、それは何かしらのいざこざがあったとしてもお互い納得行くまで話しあうと最後は何かしらの答えが出るものだということ。

例えば、
夫婦間。
友人間。
嫁姑間。
などなど。

一番の醜態は、互いに障壁をつくり話し合わなかったり、罵倒する態度などをとり拒否すること。これはいつになっても問題の解決ができません。問題解決の為の一歩は大きな勇気と労力が必要になると思います。が、その一歩は必ず私もあなたもそして周りも幸せさせるものだと信じています。

参考文献

・錦繍(宮本輝 著)

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