「断る力」を読んでみた

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人との付き合いの中で「断る」場面は往々にして出てくると思います。正直なところ「断る」という行為は怖いです。かくいう私もそうです。なぜならば、断ることによって人間関係が崩れると思うからです。しかもその断った相手と繋がっている第三者の方までに自身の不評が連鎖的に流れる恐れもあるのではないかと思ってしまいます。

著書では、いかにこの断るという行為が大切であり、どのようなメリットがあるかということが書かれていました。

著者の勝間さん曰く、「断ること」はその他のことに時間を費やせるメリットがあると言っています。つまり、何でも断らずに受けて「コモディティ化」になるべきではなく、断ることにより「スペシャリスト化」になるべきだということです。確かに、全てのことを断らず受け入れたら精神的にも、その頼まれごとにも中途半端になり、ベストな結果は出にくいと思います。大切なことはまずは一度それを「うのみ」にしてよいか立ち止まり考えること、その癖が、断る力のスタートになり大切であるということでした。他方、デメリットとしては、やはり人に嫌悪感を与える可能性があるということです。曰く、人に嫌われるには下記8つのパターンが考えられるとのことでした。

相手が自分の期待に応えてくれないこと
相手が自分に危害を加える虞があること
相手に対する嫉妬
相手に対する軽蔑
相手が自分を軽蔑しているという感じがすること
相手が自分を嫌っているという感じがすること
相手に対する絶対的無関心
相手に対する生理的・観念的な拒絶反応
※ひとを<嫌う>ということ(中島義道 著)より

人に嫌われるという心理的な作用を予め知っていれば対策も立てることができます。しかし、どれだけ前知識があったとしても全ての人に嫌われず好かれるということは不可能です。そして、すべての人に嫌われずに好かれようとすればするほど、心身共に疲れている自分がいると思います。人付き合いにの極意として再三に渡り出てきましたが、「嫌っている人」に視点を向けるべきでなく、「好いてくれている人、もしくはいい交友関係をきづける人」に視点を向けるべきです。

そして「断る」ということは、決して相手を「否定」しているものではなく、「相手の考えを尊重したうえで、より高次な提案を行うこと」であるということと断る相手は取るべきです。もちろんそのように相手に解釈してもらうためには断る側も慎重に相手を尊重して話をしないといけません。ここはお互いの信頼関係によると思います。

断ることは怖いですが、断ることは大切。ごもっともだと思います。なぜならば、著者の勝間さんが仰っている通り、私達の人生の時間・能力はは有限であり無限ではないからです。自身が出来ること、出来ないことをの自己分析をしっかり行い「断る力」を身につけたら、間違いなく今とは違った人生を辿れるだろうと気付かされました。

参考文献

・断る力(勝間和代 著)
・ひとを<嫌う>ということ(中島義道 著)

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